すっぱちゃっぷす☆
う、美しい…



まさに『美しい人…』



まるでマイティー白馬先輩は、『赤いバラ』だ。




下品な言葉を使ってるのに、
素敵に見えるのはなぜだろう?



マイティー白馬先輩は、
「んちゅッ」と投げキッスを
私に残して去って行った。




っーーッ!!!!



マイティー白馬先輩…


超昭和っぽいのに、
決まってる…!!!!






「何話してたんだ?」



愛人が話しかけてきた。



「べつに?大したことじゃないよ?」



まさか愛人に『お尻ちゃん』てあだ名をつけられました。



だなんて、言えない。


口が裂けても、避けなくても言えないッ…





「ふーん…」



マイティー先輩の背中を眺めたまま、愛人が言った。




……愛人?







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