すっぱちゃっぷす☆
み、美川さん何それ……!?




美川さんの唇…



ぷるんッぷるん…



グロス何回重ねたんだろう…


うっすらと
愛人の顔が映ってる程…



それにチークも
いつもより濃くて、
付け睫も2枚重ね…



オカマちゃん



そんな感じだ…





「あのね立川くん…昨日は、その…ありがとう…」



「ん。ありがとうって?」



愛人は、
まだ眠たいのか目を擦ってる。



「だから、その…昨日言ってくれたじゃない?『気をつけて、帰れ』って…」



「え?あぁ、まぁ…」



愛人は、
あくびをしながら言った。




「私、嬉しかった…『立川くんの愛に包まれて』帰れるなんて…」



美川さんは頬を染めているのか、チークなのかわからない。




チークが濃すぎる…!!




「ん……!?」



美川さんを見るなり、
少しだけ愛人の目が大きくなる。



「や、やだ…立川くんたら…
そんな見つめちゃイ・ヤ…」



頬を包み込むようにして、
照れる美川さん。




「美川…おまえ…」





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