すっぱちゃっぷす☆
私はポカーンとする。




色素の薄いさらさらの髪が
サラサラと…

窓からの風に揺れている。



すらりと伸びた長い手足。


キラキラとさしこむ
太陽の光さえも


彼を美しくみせるためのものに見える…



そう…

そんな完璧な後ろ姿は彼しかいない。




マイティー白馬先輩が、
女生徒に告白されていた。




2人は私に気付いてこっちを
見る。



女生徒は口に手を当てて
目を丸くした。




ッふわぁ!!!


ご…ごめんなさいッ




私が謝るより先に
マイティー白馬先輩は私の元へやって来た。




ふわっ


そのままなぜが
お姫様抱っこをされる。


…えっ!?


マイティー白馬先輩は
完璧なその顔で微笑んだ。




「ごめんよ。僕には彼女がいるんだ…。この子を愛しているんだ。」






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