はな・はな
学校生活
「学校生活?普通ですよ」
「普通じゃダメじゃん!!会話終了しちゃうじゃん!!」
「そろそろめんどくさくなってきましたし」
「ダメだよ!?あたし達の会話を楽しみにしてる人達がいるんだよ!!」
「那月の1人漫才の間違いでしょう」
「1人なの!?コンビでしようよ!!」
「俺達の高校は基本的には校則などは」
「無視!?あたしを無視したね!?」
「那月は虫以下の存在ですがね」
「今のは傷つくよ(泣)」
「制服は男子がブレザー、女子がちょっと凝った作りになっていて、セーラー服とブレザーが組合さったような形になってます」
「普通に説明してるよ」
「当たり前でしょう?学校の説明なんですから」
「はい、すいませんでした」
「それから中高一貫学校になってまして中学からエスカレーターで高校に進学できます」
「結構頭の良い学校なんだよねー」
「そのはずなんですが、何の間違いか那月が受かってしまったんですよ」
「あたし頑張ったからね!!」
「なら、その頑張れる頭で宿題を人の写さずに自分でやってください」
「……無理です、ごめんなさい」