バカなキミ｡

第一章 あたしとキミ

席替え

中学3年一学期。

あたしの名は桐谷理彩。
受験生、頭は平凡、スポーツは抜群、顔はまぁまぁ･･･らしい。

普通に名簿順に座ってる、今日は席替えでくじ引き。
早く引きたいが前が詰まってる。
邪魔、と言いたいが友達でもないあいてに言いたくない。

あたしは友達いないから。

「オレ窓際〜♪」

あっ･･･あたしの取りたかった席。
渋々順番がキタから引く。
４番･･･窓際！！
やった。


あたしは席に移動して席につく。
周りがいいな〜、変わってほしい！！、などと言ってる。
隣が誰か分からないからそんなの知らない。

「あっ隣？」

「･･･っ！？」

まさかの隣は学校１のイケメン。
だから騒がしいのか･･･｡

「よろしく」

「よろしくなっ！」

ニカッと笑う。


頷いて直ぐに目をそらした。






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