バカなキミ。


休み時間何故か秀哉・・・・・・くんは上機嫌だった。

「秀哉テンション高!」

あっ・・・浩太くんだ。
確か仲いいんだったっけ・・・。

「理彩ー!」

「はい?」

あたしの所にはいつの間にか麗がいた

「麗・・・あの・・・ここから離れたい」

「浩太いるから却下」

即答・・・。
だってあたしには眩しすぎる!!
此処に居てられない!!

「麗ぃ」

「理彩??」

あっ・・・秀哉くん。
話し掛けてくれた。
当たり前だけど。
だって席隣だし??

「はい・・・??」

「大丈夫??」

「ありがとう、大丈夫」

そう返しておいた。
あまり変に動くと
ファン様が怖いからさ!!

既に目がキラキラ輝いて
あたしを睨んでおりますぅ!

「理彩ぁ!」

「どうしたの?麗」

「これみて!!」

「メ-ルアドレス・・・?」

「そう!!」

「誰のさ」

「岡本!!」

「高坂さん!!それ頂戴!!」

麗のまわりに秀哉くんファンが集まってきた。

ハッキリ言うと邪魔だ。

噂によると秀哉くんは周りの女子にアドレスをあげない趣味だそうだ。

じゃあ何で急に・・・

「だぁめ♪これは理彩専用って渡されたから理彩しかだぁめ♪」

─・・・そうだったのか
って・・・・・んっ??!!

「今何て言った?!」



< 4 / 6 >

この作品をシェア

pagetop