あなたに会えて


―帰り
「真ちゃん!一緒に帰ろ!」

ちぃが俺を呼んだ
…そんなとこから名前で呼ぶなよ…恥ずかしいし…

俺はちぃと一緒に帰った


「そういえばさ、真ちゃんすごく有名だよね!あたしびっくりしちゃった!」

「えっ!?なんで」

「うちのクラスの女の子たちみんな真ちゃんのことかっこいいって言ってたよ」

「そいつら目が腐ってるだろ!」


「あはは〜そんなことないよ!てか、真ちゃん彼女いないの?」

「…いないけど…」

「そうなんだ♪よかった」

「ん!?」

「なんでもなーい♪」


それからちぃは昼放課俺にしゃべりにきたり、毎日登下校を一緒にした



< 89 / 108 >

この作品をシェア

pagetop