エデンの輪廻に誘われて・episode1
壱日目・帝国騎士団
春が訪れた

魔力が溢れかえる世界《ルミナシエ》に春がやって来た


桜が舞い散り、あらたなる祝福を生む

そう、魔王を倒すべき立ち上がった帝国騎士団に新しい騎士が1000名入隊するからだ

魔王は世界を支配する力を持っている

それに対抗するならそれ相応の力を持つ部隊が必要だ

騎士達にとっては、同じ志を持った者と共に、魔王を討伐し、世界を救いたいという願いが募っている


そんな命と信念が無ければ続かないと言われる騎士団に1000名の志を持ちし戦士が入団出来た訳だ、祝福するに値する事である

その新米騎士の列の一番後ろにほかの新米騎士達より強い信念を持った者がいた


「今日から騎士団の一員か~
気を引きしめないとな」

赤色の髪、青色の瞳を持つ青年--その名はウォレン


騎士学校を優秀な成績で卒業した者のひとりで、そのなかでもずば抜けて優秀なのだ

なのでほかの新米騎士にとって彼は見本となる存在なのだ。
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