半熟cherryⅡ
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「わーわーわーわーわーッ!!」
話半ばで茜がいきなり叫んだ。
『なんだよ?!いきなりデカい声出して』
おとなしく座って話聞いてたかと思ったら。
…耳が痛いッス…。
『…で、その後は…』
「もういい、もういいッ!!」
今度は俺の言葉を完全に遮った。
そして。
茜は真っ赤に染めた顔を。
ソファーに置いてあったクッションに埋めた。
だいたい茜が“あの日”の話を聞きたいって言ったのに。
…これかい。
まぁいいや。
恥ずかしがる姿が見たかったから長々、細々話したケド。
結論だけ言ってやろ。
『その後は…カンタンに言えば。
茜に襲われて、そのまんま俺は脱がされマシタ』
「!!!!!!!!!!!!!!!!!」
『茜は自分で脱いで。
…全部済んだ後、茜寝ちゃったから。
ベッドには俺が連れて行きマシタ』
…はい。
これが“あの日”のカンタンな全貌デス。