半熟cherryⅡ
『………………………』
さて。
どうしたモンでしょ。
“コレ”確か。
今朝も置いてあったと思うんだケド…。
机の上に置いてあったモノ。
それは見慣れた白い封筒だった。
今までに2度もきたコトあったか?
そんなことを思いながら。
置かれた封筒を摘みあげ。
封を切ってみた。
…なんか。
さっきと違う…。
でも。
さっきみたいな“違和感”がない。
『!!』
中身を取り出そうとしたそのトキ。
俺は気付いた。
…さっき感じた“違和感”の正体に。
「おい!!郁!!」
さっきもあったよな。
…こんな光景。
涼真が不機嫌丸出しに近寄ってきた。