半熟cherryⅡ
茜がクスクス笑うから。
…余計恥ずかしくなるんだよッ!!
……も〜…マジ、最悪……。
熱くなってくる顔を見られたくなくて。
左手で口元を覆うと。
プイッと横を向いた。
…と、同時に“キシッ”とベッドが軋み。
俺の右側に茜が座った。
「…でも私も同じだよ」
『……は?』
…それって、どういう……。
口元は覆ったまま。
ゆっくりと茜の方を向いた。
すると。
茜は頬を赤らめ。
俺の肩に頭をのせてきた。
「…私も最近“郁不足”…」