アイドル様と☆甘きゅんラブ【完】
カシャッとかすかに金属の音をさせながら、そんな言葉を呟いて……。


あたしの目の前に、柊真は“S”の文字のペンダントトップをゆらゆら揺らし……。


「マーキング」


フッと綺麗に笑うと、あたしの首に、そのペンダントをつけた。


「……へ?
マーキング?」


へたりこんだまま、きょとんとするあたしの頭を撫で……。


さっきまでの甘さを一転、ニヤリと笑うと、柊真はあたしの目の前に手のひらをさしだした。


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