アイドル様と☆甘きゅんラブ【完】
「侑斗から、美桜ちゃんがここにいるって聞いて」


「あ、あ……。
お……お兄ちゃんから」


「熱が……出ちゃったんだって?」


言いながら、瑞貴サマは、あたしの枕元に近寄った。


藍ちゃんが、瑞貴サマにイスを譲る。


その光景を、夢なんじゃないかと見つめながら、


「えっ!?
……と……。
はい!?」


……と、大きな声で、あたしは返事をした。
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