アイドル様と☆甘きゅんラブ【完】
「美桜ちゃん」
あたしの手をつかむ瑞貴サマの少し冷たい手。
リアルだなぁ。
目と目が合う。
「僕と話しているときに、柊真の名前を口にしないでもらえるかな」
「……え?
どうしてですか?」
「好きな子の口から、他の男の名前を聞かされて。
喜ぶ男は、少ないと思うけど」
「…………」
え?
今、なんて!?
あたしの手をつかむ瑞貴サマの少し冷たい手。
リアルだなぁ。
目と目が合う。
「僕と話しているときに、柊真の名前を口にしないでもらえるかな」
「……え?
どうしてですか?」
「好きな子の口から、他の男の名前を聞かされて。
喜ぶ男は、少ないと思うけど」
「…………」
え?
今、なんて!?