アイドル様と☆甘きゅんラブ【完】
「もぉ……。
バカッ!!」


金具をはずしたペンダントを、洗面所のゴミ箱に投げ入れようとした。


でも……。


そんなこと、出来るハズもなく。


あたしは、それを、洗面所にカシャリと音をたてて置いた。


「ふぅ……」


バスタブにお湯をはる。


ゆっくり増えていくお湯を横目で見ながら、制服を脱ぐ。


いいもん。


柊真のアホとは、金輪際絶交だもん。
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