アイドル様と☆甘きゅんラブ【完】
でも、出来れば、おばあちゃんに嘘をつきたくなかったなぁ。


優しいから、騙すことに、罪悪感ビシバシなんだよ。


それもこれも……。


「全部、柊真のせいだ――っ!!
柊真のバカ――っ!!
アホ――っ!!
大ッキライ――っ!!!!!」


お風呂の中で大声で叫んで、お湯の中にざぶんともぐった。


「ぶっ……はぁ――っ……」


奇声をあげながら、顔を出す。


そのとき、ノックの音と、お兄ちゃんの声がした。

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