アイドル様と☆甘きゅんラブ【完】
しかも、


「そ……そ……そんな言葉……」


マンションの16階で言われても――っ!!


「あぶあぶ危ない……。
そんなものをこの高さから落としたら……。
壊れる云々以前に、人に当たったら大怪我をさせちゃうよ~!!
ダメダメダメッ!!!!!」


あたしは、大急ぎで藍ちゃんの腕に飛びついた。


「返して、藍ちゃん。
それに、それは……柊真の大事なものみたいだから」


「……ふーん。
あっそう。
わかった」


あっさり素直に、あたしの手にペンダントを渡す藍ちゃん。



よかったと思ったのもつかの間。


次の瞬間……。

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