アイドル様と☆甘きゅんラブ【完】
ゆるくかけたパーマの先、遊ばせた髪の毛があたしのおでこにも頬にもかかってて。
なにより――…
「キス、してほしかったんだろ?」
男の子にしては綺麗なピンク色で、割とくっきりはっきりした唇が、こんなに近くで動いてる。
…ってか、ちょっと待って?
今のところ、まき戻し。
今、柊真、なんて言った?
『キス、してほしかったんだろ?』
―は?キスぅ?
「しかも。
奪われた気分ってどうよ?」
―は?奪われた?
なにより――…
「キス、してほしかったんだろ?」
男の子にしては綺麗なピンク色で、割とくっきりはっきりした唇が、こんなに近くで動いてる。
…ってか、ちょっと待って?
今のところ、まき戻し。
今、柊真、なんて言った?
『キス、してほしかったんだろ?』
―は?キスぅ?
「しかも。
奪われた気分ってどうよ?」
―は?奪われた?