アイドル様と☆甘きゅんラブ【完】
ドキドキの告白
「はぁ!?
チビ――ッ!!??」
柊真の素っ頓狂な声が聞こえる。
「なに言ってんだよ、姉ちゃん」
何が起こっているのか、まったく理解できないって感じの声。
そりゃそうだよね。
おウチに帰って、自分の部屋でくつろごうとしたら……。
隣の部屋には、あたしがいました!
なんて……びっくりするよね。
信じられなくて、当然。
この隙に……。
逃げちゃおうかな。