アイドル様と☆甘きゅんラブ【完】
カラン…という音とともに、モップを廊下に放り出した藍ちゃんに手首を握られ――…


「『おまえが欲しい!』とか言って、強引に押し倒されたい―っ!!」


ぎゅーっと、壁に押付けられた。


「きゃあ―っ!!
あたしってば、なんてことを―っ!!」


ぎゃ―っ!
藍ちゃんの強烈カミングアウトに遭遇!


…ってか、その前に。


あたしが「きゃ―っ!」って叫びたい!!


なんで一日に二度も、壁に押付けられなきゃいけないんだぁ!


それに、藍ちゃん。
それって。
犯罪の匂いがぷんぷんだよぉぉ!

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