アイドル様と☆甘きゅんラブ【完】
「はぁ?」


「あたし、お兄ちゃんと禁断の恋をはじめる予定ないんで。
すみません」


「はぁ?」


「だから、静かに自室へお引き取りを……」


「……って、アホッ!!
おまえ、なに勘違いしてんだ?
俺だって、ねーわ!!」


大きな声とともに、ベシッと頭を叩かれた。


「痛っ。
お兄ちゃん、バスタオルで叩くとか反則」


「じゃあ、今度は、げんこつで殴ってやろうか?」


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