アイドル様と☆甘きゅんラブ【完】
「関心しないな。
美桜ちゃん。
きちんと僕だと確認したかい?」


大きな花束と、ケーキの箱を抱えた瑞貴サマが立っていた。


「あ、確認……」


「してないね」


「はい。
してません」


「それじゃあ、危ないだろう」


ハッと小さなため息をつき、瑞貴サマは眉をしかめた。


「いいかい?
これからは、きちんと相手を確認するんだよ?」


「……はい」


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