アイドル様と☆甘きゅんラブ【完】
たまに瑞貴サマは、お説教くさくなる。


まぁ、それもこれも。


ちゃんとしてないあたしがいけないんだろうけど。


なんだろ。


こういうとき、大人と子供って気がしちゃうんだよな~。


ほら、つり合いがとれてないっていうか。


ごちゃごちゃぶつぶつ、心の中で言っていたつもりなのに。


「美桜ちゃん。
全部聞こえているよ」


冷たく感じるほど静かな声で言って、瑞貴サマは中に入ってきた。


「お邪魔します」
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