アイドル様と☆甘きゅんラブ【完】
ここまで気をつかえば大丈夫だろう。


途中変な敬語になりつつがんばったかいがある。


「ふぅ……」


この数分でめちゃくちゃ疲れて、あたしは瑞貴サマの座るソファに座った。


とはいっても、もちろん隣じゃなくて。


できる限り端。


超はしっこにチョコンと座る。


それなのに……。


「そんなに端に座られると……。
話がしづらいな」


瑞貴サマは立ち上がり、あたしのとなりにストンと腰をおろした。
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