アイドル様と☆甘きゅんラブ【完】

そう言ったあたしの手を、今度はギュッと握る藍ちゃん。


「大したことある。
大したことある!!
うっわぁ、あたし、興味あるなぁ!!」


「…………」


……って、藍ちゃん。


いったい、なんに!?


いったいなんに興味があるの!?


藍ちゃんが興味あるのは、ウチのお兄ちゃんだけでしょ？


そんな疑いの視線を藍ちゃんに向けたら……。