♂ vs ♀ ~男女寮戦争~《完》【続編完結】
「何…?」
「これ作ってきたんだ…
瀬戸内くんも、よかったら食べて」
可愛らしいピンクのリボンがまかれた小さな包みを開く萌。
「サンキュー」
その中からクッキーをつまむ瀬戸内。
「美月も…」
「ありがと…」
萌が差し出した包みから、あたしも一つつまむ。
瀬戸内は小さなクッキーを一口で食べた。
「うん、うまいじゃん」
「本当に…?よかった!」
きゃしゃな手を口にあてて、嬉しそうに笑う萌。
「白川さんって、料理上手いね」
瀬戸内をまっすぐ見つめる萌を横目に、あたしもクッキーをパリッとかじる。
あたしが入る隙間なんてない。
あたしは、ひらすらクッキーをバリバリ食べ続けた。
「これ作ってきたんだ…
瀬戸内くんも、よかったら食べて」
可愛らしいピンクのリボンがまかれた小さな包みを開く萌。
「サンキュー」
その中からクッキーをつまむ瀬戸内。
「美月も…」
「ありがと…」
萌が差し出した包みから、あたしも一つつまむ。
瀬戸内は小さなクッキーを一口で食べた。
「うん、うまいじゃん」
「本当に…?よかった!」
きゃしゃな手を口にあてて、嬉しそうに笑う萌。
「白川さんって、料理上手いね」
瀬戸内をまっすぐ見つめる萌を横目に、あたしもクッキーをパリッとかじる。
あたしが入る隙間なんてない。
あたしは、ひらすらクッキーをバリバリ食べ続けた。