♂ vs ♀ ~男女寮戦争~《完》【続編完結】
「あっ、ケーキ取りに行くの忘れてた!
あたし、ちょっと行ってくるわ」
「あたしも行くよ」
この空気にたえられず、部屋を出ようとする愛菜を追いかけるあたし。
「一人で大丈夫だよ。いつも行ってるとこだし」
「いや、でも…
何か手伝うよ」
「じゃあ、適当にジュース買ってきてくれる?微妙に足りなそうだし」
「…わかった」
愛菜に続いて、部屋を出ようとするあたし。
やっぱり足を止めて振り返る。
「彩木、あんたもついてきて」
「…俺?」
「うん」
一瞬不思議そうな顔をしたけど、『待ってました』と立ち上がる彩木。
目をはらした萌が、あたしを見上げる。
「萌は、瀬戸内と待ってて」
あたしは、笑顔で手を振った。
あたし、ちょっと行ってくるわ」
「あたしも行くよ」
この空気にたえられず、部屋を出ようとする愛菜を追いかけるあたし。
「一人で大丈夫だよ。いつも行ってるとこだし」
「いや、でも…
何か手伝うよ」
「じゃあ、適当にジュース買ってきてくれる?微妙に足りなそうだし」
「…わかった」
愛菜に続いて、部屋を出ようとするあたし。
やっぱり足を止めて振り返る。
「彩木、あんたもついてきて」
「…俺?」
「うん」
一瞬不思議そうな顔をしたけど、『待ってました』と立ち上がる彩木。
目をはらした萌が、あたしを見上げる。
「萌は、瀬戸内と待ってて」
あたしは、笑顔で手を振った。