Good-bye my love
そんな苦しくて切ない思いをしながら三年が過ぎていました。私は段々と茂を遠く考え始めてました。親が厳しい過ぎるので私が反抗したり親と喧嘩をすると茂は必ず親の肩をもつのです。茂は「親はユミの事が心配だらら厳しく口うるさくなるんだから親の言う事を聞け」なんて茂までが説教するのです。そんな頃に仕事を一緒にすることになった河野君と知り合いました。河野君は二才上で何かと話しが合いいろいろと愚痴も聞いてくれ力づけてくれる頼もしい同僚でした。仕事がよりいっそう忙しくなり茂との電話も毎日は出来ずそんな日々が過ぎて行く中で今なら茂を忘れられるかも知れない。そう思いだしました。別に河野君に気持ちがうった訳でも河野君と付き合いたい何ても思っていません河野君は気の合う楽しい仕事仲間にすぎませんでした。正直に自分の気持ちをもう一度茂にぶつけてその答えが変わらないのであったら終わりにしようと決心しました。でも茂は私に他に好きな男が出来たと思いこんで「いつかはこんな日が来ると思っていた幸せになれよ」と言って電話を切りました。私は電話を切った後涙が止まらず一晩中泣いてました。17才で知り合い二十歳までの間とても苦しい恋でした。でも、もうこんなに人を好きになることは出来ないと思います。茂を想って泣く夜は毎日でした。もし茂がこの小説を読むことがあれば伝えたい私の人生で茂を越える人はいない事を…