A Time Limit
時刻は13:14
時計を見た途端おなかがすいてきたので、ひとまずどこかでごはんを食べることにした。
腹がへっては戦はできぬってね!
“Cafe Otaru”
その店に入り、ミルクティーとサンドイッチを注文した。
本当はまだまだ食べれたけど、これからおいしいものが待ってるかもしれないじゃない!
ということで、先を見越しておなかをあけておくことにした。
私がミルクティーを飲んでいると、すいません、と男の人に話し掛けられた。
「あの、こちらの席に座ってもいいですか?」
私が笑顔を作って、いいですよ、と言い顔を上げると見知った顔がこちらに笑顔を向けていた。
「………………!!!」
私が驚きのあまり、声を発せずにいると、椅子に座ってからこう言った。
「ね?
だから言ったでしょ、また会ったじゃん。
杏里ちゃん♪♪」
『この………「“変態”…」
「ひどぉーい……杏里ちゃんがそんなふうに思ってたなんてぇ~」