A Time Limit




ありゃ?





なぜこんな反応なんだ???










「私たちって………その、よく怒られてたから有名だったんじゃないの?」









ストローでコップに入っている氷をカラカラと回しながら千里くんに聞く。








「まっさかぁ!
そういうことじゃないよ。
…まぁ、思い出してみればよく怒られてたかもね」








私が頬を膨らませ怒った素振りを見せると千里くんはちょっぴり焦りながら、ちょっぴり照れながら言ったんだ。










「違くて……その、杏里ちゃんも湯川さんも俺らの学年じゃ……いや、むしろ学校で一番可愛いし綺麗だしで目立ってたんだよ」










まっ……









まじかよっ!?










「真子はともかく私なんて……」








私が謙遜してそう言うと千里くんは優しく微笑んだ。










「湯川さんを美人だって言うとすると、杏里ちゃんは可愛いって表現できるんだよ。
本当に……可愛いから」








「え……………////」









ちょっ…普通に照れちゃったよ私!!!!











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