ちっちゃなボク。
「センパイ、好きです。」
センパイの大きな目が、
さらに大きく見開かれた。
「俺、ガキだし、まだバスケも
センパイ方ほど上手くはないけれど...
それでもセンパイが好きです。
付き合ってもらえませんか」
情けないことに、
センパイの顔を見ることができなくて、
俺は勢いよく頭を下げた。
「......ごめん」
そっか...
やっぱりガキには興味ないよな......
ヤバい、泣きそう。