双子☆Love Another Story
「開けようよ。」




「あぁ。」




私たちは近くにあったベンチに腰かけて、お互いのプレゼントを開けた。




「「あっ!」」




クリスマスプレゼントとして用意した袋から出てきたのは、



二つともアロマキャンドルだった。




「なんだ。一緒になっちゃったね。」



「いいじゃん。梨香と一緒なんて嬉しい。ちゃんと使うから。」



……佑樹の笑顔、好きだな。



こんなにも佑樹のこと好きになるなんて。





「……これは、ブレスレット?」




佑樹のもう一つのプレゼントを開けてみると、綺麗なブレスレットが出てきた。



「あぁ、結局渡せず終いだったから。」





……これ買うの恥ずかしかっただろうな。




私は、微笑みながらブレスレットを身につけた。
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