双子☆Love Another Story
「……さすがに片づけただけあって、綺麗になってるな。」
「でもね、でもね、ほんの少ししか汚れてなかったんだよ?」
「はい、はい。そーいうことにしといてやる。」
佑樹はそう言って、小さなテーブルの前に座った。
「……ねぇ、疲れてない?お母さん、あんな感じだから。」
「いや、全然。楽しかったよ。」
「なら、いいけど……」
「でも、お父さんの質問には驚いたな。」
「あれは……」
「梨香も赤くなるし。」
「仕方ないよー。」
私がそう言うと、佑樹は私の腕を引っぱった。