双子☆Love Another Story
それから私は夕御飯を作って、
悠斗と二人でそれを食べた。
「美味しい〜!結花は料理の天才だねぇ!」
悠斗は私が作ったものを本当に美味しそうに食べてくれていた。
「結花と結婚したら、毎日こんなに美味しい料理が食べられるんだね。」
「そうよ。それにこんなにかわいくて、悠斗は幸せ者ね!」
「うん!」
私たちは絵に描いたようなバカップル。
でもいいんだ。
「そうだ。はい。悠斗。これ、クリスマスプレゼント!」
私はそう言って、手袋の入った袋を渡した。
「わぁ……ありがとう!毎日するね!」
悠斗のその笑顔で、私は一気に幸せになった。
「実は、僕も……結花に。」
悠斗はそう言って、私に可愛く包装した箱を出した。
「わぁ……開けてみていい?」
「うん!」
箱の中にはちょうちょの形をしたネックレスが入っていた。