からっぽの恋
一言声をかけただけで

逃げていく痴漢。



なんだ…その程度かよ。

ちょっとガッカリだな。

まぁ、簡単にケリついて

良かったか。



女の子に目をやると

倒れたまま起き上がらない。


近寄って声をかける。


「もう、大丈夫。
怪我はないか?」



女の子はオレの問い掛けに
ゆっくり顔を上げる。










あれ















やばい













ちょー可愛い
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