天に咲く花
『だっさ!あんた、うちらにハブられたからって、仲間欲しさにサカイになんて声掛けてんだぁ。まあ、2人して変わり者だし、いいコンビかもねぇ。でも、目障りだから、他でやってくれる?マジでウザイから。』
いつの間にかサオリ達が教室に来てて、あのコと話してるのを見られてたみたい。
『ごめんね、存在薄くて気付かなかった。教室来てたんだ。てか、あたし、あんた達にハブられた気ないから。あたしがイヤなんだよ。小学生じゃないんだから、テキ作んないと団結出来ないような仲間いらないし。てか、それこそウザイから他でやって。』
アオイいる…それだけで、強くなれる気がする。
昨日は言えなかったことも、ちゃんと言葉にできた。
『何強がってんの?アオイ先輩に相手にされて浮かれてんのかもしんないけど、あんたが変わり者だからかまってるだけ。あの人以外と付き合うわけないじゃん。バカじゃねぇの。』
‐ガラッ‐
教室のドアが開き、先生が入ってきた。
まだ何かを言いたげな顔をして、サオリ達が席につく。
“あの人って誰…。”
前にクラスの男子が言った言葉を思い出した。
“あんなことがあった…。”
不安…。
いつの間にかサオリ達が教室に来てて、あのコと話してるのを見られてたみたい。
『ごめんね、存在薄くて気付かなかった。教室来てたんだ。てか、あたし、あんた達にハブられた気ないから。あたしがイヤなんだよ。小学生じゃないんだから、テキ作んないと団結出来ないような仲間いらないし。てか、それこそウザイから他でやって。』
アオイいる…それだけで、強くなれる気がする。
昨日は言えなかったことも、ちゃんと言葉にできた。
『何強がってんの?アオイ先輩に相手にされて浮かれてんのかもしんないけど、あんたが変わり者だからかまってるだけ。あの人以外と付き合うわけないじゃん。バカじゃねぇの。』
‐ガラッ‐
教室のドアが開き、先生が入ってきた。
まだ何かを言いたげな顔をして、サオリ達が席につく。
“あの人って誰…。”
前にクラスの男子が言った言葉を思い出した。
“あんなことがあった…。”
不安…。