Secret LOVE〜秘密×恋〜
「智也〜!!待ってたんだょ??早く帰ろうよぉ♪」
「咲...待たせてごめんな??帰るか♪じゃぁな龍、俺咲とかえるわ。」
「おぉ、じゃぁな」
2週間後、智也があいつと別れたって言ってた。
最近は咲って彼女も堂々と学校に来るから、隠せなくなったんだろうな。
あいつは遊びかよ...??
...泣いてねぇかな。
てか俺...なんであいつのことばっか考えてんだ??
あ、やべ...
教室にケータイ忘れた。
...戻るか。
「...ッぅ...ヒクッ...」
泣き声??
...あいつじゃん。
「泣いてんの??」
思わず話しかけたらびっくりされた。
...まぁ、あたり前か。
話を聞いてるとまた泣き出した。
俺は...頭をなでて落ち着かせた。
「...泣きたいときは、泣け。」
そう言って泣き止むまであいつ...藍の傍にいた。
なんか...ほうっておけなかったんだ。