空唄




=*=*=*=



「で、何かあった?」



学校が終わり、
部活もOffだったので
若葉と一緒に駅ビルに
遊びに行った。




「ぅん…」

「まずは、
とんちゃんでしょ?
話してみなよ。」

「わか…あのね、」





今の状況を、
事細かく話した。
メールも見せながら、
今までの状態も説明した。



「なるほどね。
ねぇ、光。とんちゃんに
好きって言ったら?」



「…えぇぇぇええ!
むむむむり!!
それはハードル高すぎる!」

「絶対うまく行くって。
光、あんた本当に
自信持ちなよ、そんなに可愛くて性格いいんだから。」

「顔はドブスだし、
性格も良くないよ。
デブだし。」

「(イラッ…)あのねぇ、
そんな痩せてて
何がデブよ?(−_−メ)

でもまぁ…会う約束したなら
別にこのままでもいっか。
(むこうが言うな、こりゃ)」

「ぅん、そうする。」

「で、あとは…
隼人くん?」

「うん…」

「喧嘩したの??」

「や、それは…」




話すと長くなるなぁ、
でも全部言わなきゃか。


こんなこと若葉に話したら
絶対大騒ぎするよ〜…



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