雪の華、君の香り、君ヲ想う
「相手を想い合える二人なら、
これからも頑張っていけるはずです。
簡単ではないかもしれませんが、
二人で乗り越えて行きましょう。」


先生は膝を付き、
男の人の肩をそっと抱きしめた。


「はい・・・」



「もし、また自分を見失いそうになったら
いつでもここへ来てください。
いつでも僕はここにいます。」


「はい・・・
ありがとうございます・・・」


先生は男の人が
すべて吐き出すまで付き合った。




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