雪の華、君の香り、君ヲ想う
『向き合う気持ちがあれば、
人は助けられる。』


ずっとそう思ってきた。


けど・・・そうじゃない・・・

いや、それだけじゃダメなんだ。



実際、俺には何もできなかった。
何の言葉も言えなかった。



俺はこれから、こんな大きな気持ちと
向き合っていくのか?


本当に俺にできるのか?


俺は心療内科医としての
自信を無くしかけていた。




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