雪の華、君の香り、君ヲ想う
「もし二学期の成績が良ければ、
クリスマスデートできるんだぁ。」


「えっ!? そうなの?
やったやん!!」


「うん。」


「噂の彼氏と?」


「うん。」


瑠香は満面の笑みを見せた。


「羨ましいなぁ~。」


「嘉美はいないの?」


「うん、いない・・・」


「そっかぁ・・・嘉美可愛いのに・・・」



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