雪の華、君の香り、君ヲ想う
そんな話をして歩いていると、


「脇谷さん。」


私達が振り返ると、そこには・・・


香川さん・・・


以前まで瑠香をいじめていた
香川が立っていた。


「香川さん・・・」

 
嘉美は怯えるように一歩後ずさった。



香川が女子の中でも一番の権力者で、
彼女には誰も逆らえないんだ。



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