雪の華、君の香り、君ヲ想う
「ううっ・・・」


「真治、我慢や!!
今、おまえに出来ることは
瑠香ちゃんのそばにおることや。」


佳奈も微笑みながら頷く。


「ううっ・・・」


「真治、悪はな・・・
絶対に裁かれるんや。
そいつらがこの先、
笑って過ごせるわけがない。」


そう言って将大の顔は
静かな怒りに満ち溢れていた。



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