雪の華、君の香り、君ヲ想う
「瑠香?」


「もう・・・来ないで・・・」


えっ!?


「もう来ないでぇぇぇー!!!」


瑠香は俺を睨みつけそう叫んだ。


瑠香・・・



「もう・・・私は・・・
私じゃないの・・・

真治を好きだった・・・
好きでいられた・・・
私じゃない・・・」


「瑠香・・・」


瑠香の目にはボロボロと涙が流れた。





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