雪の華、君の香り、君ヲ想う
「瑠香、もうすぐクリスマスやな?」


「うん。」


「残念ながら外にはまだ出られへん。」


「うん・・・」


瑠香微笑みながらも、
残念そうに俯いた。


「でも、ちゃんと
プレゼントは用意してる。」


「ホンマに!?」


瑠香の顔はパァっと明るくなった。


「うん。」


「やったぁぁぁー!!」


無邪気に喜ぶ瑠香の姿に俺は少し安心した。




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