雪の華、君の香り、君ヲ想う
「ごめん、ごめん
ちょっとこいつが遅れてなぁ~。」


「こいつ!?」


「うん。」


真治はニコッと微笑んだ。



「入って。」


「こんばんは。」


一人の男が病室に入って来た。


「えっ・・・!?」


「びっくりしたか?」


「藤森・・・鉄成・・・」


瑠香は目を大きく見開いて驚いた。


それもそのはず、
目の前に立っていたのは、
瑠香が大好きなアーティスト
藤森鉄成だったからだ。









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