雪の華、君の香り、君ヲ想う
鉄成はニコリと微笑んだ。


瑠香は何も言えずに固まっていた。


「あれ? 佳奈は?」


真治の問いにも瑠香は答えられず
ただ鉄成を見つめていた。


「あれ? 啓?」


すると、佳奈が病室に入って来た。


「おう佳奈。」


鉄成は佳奈の方を振り向き
軽く手を上げた。


「啓? 佳奈?」


鉄成と佳奈が挨拶を交わしてることで、
名前で呼んでる事で、
またびっくりする瑠香。





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