雪の華、君の香り、君ヲ想う
「よかったね、瑠香ちゃん。」


「佳奈さん・・・
ありがとう。」


「うん。」


佳奈も瑠香の歌手への道を
心から応援した。



「けど、佳奈さんの好きな人が
鉄成さんだったなんて・・・
そりゃ惚れるよねぇ~。」


「うん、大好き!!」


佳奈は照れながらも、
隠さずはっきりと口にした。


「もう~佳奈さん!!」


そんな佳奈の真っ直ぐさに
瑠香の方が照れるぐらい・・・


佳奈にとっては、鉄成以外は
考えられないんだ。




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