雪の華、君の香り、君ヲ想う
そして、一週間が過ぎ、
瑠香のボイストレーニングが
本格的に始まった。


学校と歌のレッスンとの両立。


瑠香は学校を辞めることはしなかった、
もちろん転校もしない。

友達の嘉美を置いてはいけないし、
香川達から逃げたくなかった。


瑠香すべてのことへ立ち向かい
乗り越えることで
自分を変えようとしていた。



もう、決して負けない!!
私は一人じゃない!!


そして、いつか・・・夢を掴む!!


私の夢は、一人でも多くの人の心に
元気の出る、共感できる
そんな歌を届けること。


そして、もう一つ・・・


瑠香は一日一日を一生懸命生きた。





< 246 / 304 >

この作品をシェア

pagetop