雪の華、君の香り、君ヲ想う
お母さんはまだ理解のある人だ。
問題はお父さんか・・・



「さぁ、高志くん立って。」


真治は高志くんの腕を抱え、
立ち上がらせた。


「もう大丈夫。
家に帰ってちゃんと話すんやで。
君の人生やねんから。」


「はい・・・」


「よし。」


俺はニコリと微笑んだ。




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